昨日の記事でまとめきれなかったので引き続き OpenView の Product Led Growth についてのブログ記事を紹介する。
昨日の記事はこちら。
紹介する記事はこちら。
Product Led Growth を実現するには、いくつかの要点があるとのことで、ブログから気になった点をピックアップした。
- デザインだけでなくエンドユーザーのペインを解決する設計が重要
- 今やデザインは差別化要因からテーブルステークス(最低限必要なもの)に格下げされた
- 成功するソフトウェア製品は、主要なベルソナとペインに合わせて調整されている
- エンドユーザーペイン:煩わしいタスクを自動化または簡素化したい
- エクゼクティブペイン:パフォーマンスの低いKPIを改善することでROIを向上させたい
- ユーザーが住んでいる場所にプロダクトを配布する
- 簡単に始められるようにする
- セルフサービスのサインアップとオンボーディング
- 人間を介す(NG)
- デモリクエスト、セールスとの会話、契約手続き、オーダーフォームなど
- 人間を介さない
- 自動オンボーディング、ドキュメンテーション、ナレッジベース、ボット、コミュニティなど
- 支払い情報の登録の前に価値を提供する
- アハモーメント(ユーザーの苦痛を解決する最初の瞬間)は購入以前に
- それ以前に購入処理を入れるとコンバージョン率は低下する
- 最後にセールスを雇う(適切なタイミングで雇えということ?)
- 今、最初に必要なのはサポート。自動化できないものやコミュニティに任せることができないものについてエンドユーザーを支援する
- 製品自体は使用量の増加、バイラルループ、コラボレーション、口コミを通じて拡大を促進する。利用が個人からチームに拡大するにつれ、新しいユースケース、統合を経て請求書払いのチームアカウントへの切り替えについて支援が必要になる
- 製品の新機能やリリースを最大限に活用できるよう積極的に支援する必要があるため、サクセスチームを雇うのに最適な時期がくる。サクセスチームが拡大に貢献し、製品が価格とコストで問題になるようになる
- 最終的には、予算の承認、エグゼクティブスポンサー、調達、法務などともやりとりする必要が出てくる。ここがセールスチームを雇う絶好の機会
このような感じでこの記事は、基本的な要点がおさえられつつ、SlackやSalesforceなど馴染み深いプロダクトが各所に例として挙げられていて非常にわかりやすいのでPLGについてとりあえず読む記事としておすすめ。